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2011-03-05大森一樹の日経3月5日夕刊コラム このエントリーを含むブックマーク

大森一樹の日経3月5日夕刊コラム

何で?こうなったのか、常々感じていたことがこの大森一樹の日経コラムで氷解した。

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大森一樹は映画監督として、医者としての複眼的側面から捉えて「誰もが病む社会」あいまいな時代を漂う─数字頼み、深く考えず─といった現在日本の状況を俯瞰している。(この原因を病気的に捉えている見方は賛成できないが)問題視している状況把握は正しいと私も思う。すなわち、数字だけで政治や文化をああだこうだと語るのは止めて欲しい、と思っていたことだ。


数字至上主義になっているのは、私が思うには経済原理主義がはびこっているからだと思う。原因はバブル崩壊に始まる不況にある。いやバブルパッシングにあると言った方が良いかもしれない。その後の「失われた10年」に経験した天皇後崩御、阪神大震災、オーム事件など混沌とした状況に対して、ちょっとでも回復を、今よりは少し良くなれば、のトリクルアップ的な願望が国民的合意として形成された結果、毎日のように景気の浮沈を前年比の数字で話題にするようになったことが大きく影響を与えていると思う。


以前ブログでも書いたが日本人の「今ここ主義」にも通じるところがあると思う。その辺りをもっと掘り下げて考察しないと、こんな事を書いていること自体が「今ここ主義」的軽薄な意見となってしまうことはまずいので、後日きちんと意見として書いておきたいと思います。