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2014-07-29

「俯瞰のすすめ」[小林] 「俯瞰のすすめ」[小林]  - 思考地図:OVALPLAN を含むブックマーク はてなブックマーク - 「俯瞰のすすめ」[小林]  - 思考地図:OVALPLAN

 「今地球の生態系は、増えすぎた人類の重さに耐えかねて、土台から崩れ落ちようとしている。最も危険にさらされているのは、恐らく私たち自身なのだろう。未来へつながる道は、過去に歩んできた道の先ある。今私たちにできるのは、歴史に何を学ぶべきなのかを自問し、「いったい地球で何が起こったのか」を問いつづけることである。


 「137億年の物語」宇宙が始まってから今日までの全歴史─クリストファー・ロイド、約500頁の歴史書の「エピローグ」はこのように結ばれている。本書は2012年9月の発行で、テレビ東京系列でテレビ番組もあったようだ。私が購入したのは2013年9月で約1年後。ほぼ毎日自作サンドイッチを食べる昼食のお供として数頁ずつ読み続け、約10ヶ月で読み切ることができた。


 頭が固くなった私には記憶にとどめておくには多すぎるほど、初めて知ったことが多かった。読書だけでなく記憶というのは近いほど明瞭に残っているもので、その意味では最後の50頁ほど、年代にして200年ほど前からの人類の歴史に、大きな衝撃を受けた。今まで歴史というものを断片的に知っていただけだ、と言うことが分かった。断片が断片のままではわかり得ない知識が、この書物によって獲得できた。断片ではなく、延々と続いた連続する流れの中でようやく生まれた衝撃だ。「長い長い連続」という俯瞰を、この歳にして初めて経験することができた。そして、クリストファー・ロイド氏が言ったように「いったい地球で何が起こったのか」を問いつづけて行きたい、と今考えている。

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