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2015-07-14

「後戻り不可能な事態」 [日本論][プロフェッショナル][オギュスタン・ベルク][小林] 「後戻り不可能な事態」 [日本論][プロフェッショナル][オギュスタン・ベルク][小林] - 思考地図:OVALPLAN を含むブックマーク はてなブックマーク - 「後戻り不可能な事態」 [日本論][プロフェッショナル][オギュスタン・ベルク][小林] - 思考地図:OVALPLAN

日本が一番危険な状況が、いとも簡単に起こってしまいました。

この記事でレポートされている競技場のデザインと工費についてのバカバカしさについてではなく(それはそれで語ってもただ虚しさだけが残るのでパスします)、こうした「後戻りできない事態」しかも国家的な次元での「後戻り不可能な事態」を招いてしまっていることに、いらだちと怒りと、そしてどうすることもできないという意味において「悲しむしかできない事態」となってしまっていることが残念であります。そしてその残念な事態を(恐らく昔のオリンピックで活躍した丹下健三氏を代表にした)特別な知的集団として多くの国民から尊敬も集めてきたであろう「建築家」という集団が関与する形で起こってしまったことに、驚きと同時に、「なんでやねん」と安藤忠雄は工費について(審査員という役割を放棄したかのように)つぶやいているが、私はこうした「後戻り不可能な事態」を招いてしまったことに「何でやねん???」と本気で突っ込みさせていただきたいと思うわけです!!!


すなわち、この「後戻りできない事態」を招いた諸々の原因(個々には納得いく理由が提示されたとしても)が流れていく中で「どのような時点から後戻りできなくしてしまったのか」そして「後戻り困難な状況を招く原因」をきちんと総括しておかないと、また真珠湾攻撃などといった愚行を犯してしまいかねないと思うからです。そう、あのときも「戦争を反対できる空気は無かった」と代議士、大学や文化人などの知的集団が、戦後恥ずかしげも無く吐露して逃げおおせてしまっている日本が「またやっぱり再現されるのか・・・」はなんとしても避けたいと思うのです。


だから、この度の国立競技場のデザインと工費の「後戻り不可能な事態」を招いていしまったことは「日本が一番危険な状況をいとも簡単に起こってしまっている」と解釈し、その原因を誰かが究明し、日本国中の人々に教え、もう二度とあの愚行を再現しないよう全ての国民が共通理解としておかなくてはならない、と考えます。


このところFacebookで連載しています「プロフェッショナルについて」のコメントは、上記の「後戻り不可能な事態」を生み出さないための最も重要なコンセプトを学んでおきたいとの思いで書いており、ブログ「思考地図」のオギュスタン・ベルクの項を参照いただけたら幸いです。

http://oval-plan.g.hatena.ne.jp/OVALPLAN/

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また、「空間の日本文化」には、フランス人にして日本のその愚行を徹底的に分析していて、(難解なのは残念ではありますが)日本人は真摯に耳を傾けるべきだと思います。少なくとも「後戻り不可能な事態」を避けるためには、日本の知識社会の進化によってしか実現不可能なわけですから、少々難解だとしてもなんとしても読込、そこから日本人自分自身の悲しい性を徹底して理解した上での処方箋を、みんなでディスカッションしていくべきだと考えます。

ゲスト



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