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2010-04-18「俯瞰」情報を共有するための術

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 最近俯瞰という言葉が流行ってきている、と「俯瞰」でGGった情報に書かれてました。検索結果を(俯瞰できないので)流し見てみると、東大の学術俯瞰講義に関わる項目が多いことが分かりました。その中に松島 克守先生が主宰する俯瞰工学という講座があり、覗いてみると「技術経営システム」「イノベーションモデルの分析」「知識の構造化」など興味深いテーマが並んでます。


 松島克守先生の独立行政法人経済産業研究所「知の構造化」学術俯瞰マップというセミナー記録や、昨年の退官記念講義の記録「松島俯瞰講義」を見ると、どうやら小宮山宏元東大総長が提唱していた学術俯瞰講義の立役者だったのかな・・・


 さて、こうした東大の学術俯瞰講義(iTuneのPodcast)や松島俯瞰など「俯瞰」と称して俯瞰している内容をいろいろと俯瞰(しつこくて済みません)してみると、どうやら俯瞰するとは、分野を横断的に捉えて解析し、構造化する、といったことと解釈してよろしいでしょうか。


 それぞれの分野で俯瞰されている内容そのものは、大変専門性も高く我々凡人が及ぶ世界ではない高尚な学問の世界だと思いますが、こと俯瞰する方法は、ひたすら広域の科学技術知識を横断的に捉え解析している、ということで、わざわざ「俯瞰」と称している理由が今ひとつピンと来ないのです。


 私は、「情報を共有するための俯瞰」という視点が、今一歩備わるべきではないか、と思うのです。そうです「共有」です。暗黙知を形式知にして、多くの人と共有することと野中郁次郎先生のナレッジマネージメントには書かれています。形式知にする理由は、知識を共有するためです。共有するためには共有のルールに沿っていなければ共有できません。文字の世界は文法であろうし、数式の世界では方程式が共有ルールです。であるように知識の俯瞰にも共有するためのルールが必要ではないでしょうか。俯瞰のための法則です。「思考地図」はまさにその俯瞰のための法則だと考えています。